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ザンの日常物語(意味不明)

ザン村長の日常

ブログに小説を書くのは初めてです。
てかやるもんなのかもわからんですが…

これはとび森の小説的なものです。
簡単に言えば二次創作な小説です。うん。
それではどぞ。


第一話
「ザン村長」
9月に入ってもまだまだ暑いハデス村。
役場では村長とその犬の秘書が暑さで死にかけていた。
「ザン村長…クーラーを…」
「ダアホ…クーラーつけたらこの村の電気が止まるわ…」
ザン村長の家だけでも実はかなりの電気を使っており、役場は節電することで皆が電気を使えていた。
「暑い…しずえ……死ぬぅ…」
「村長…そんな服着てるからですよ…」
この間したて屋で作ったマイデザインの服。ザンはかなり気に入っている。
「……しかたない、半袖に着替えよう…秋になったらまた着たらいいし…」
「?!村長!!ここで着替えないでくださいっ!!///」
「大丈夫だよ、宙返りですぐ着替えれるし」
そう言って、ザンは宙返りをした。
…が、暑さでバテていたのか、宙返りの途中でバランスを崩し、頭を床に打ち付けた。
「〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
言葉にならない激痛。
しずえは優しく、村長の頭を撫でた。
「大丈夫ですか?村長?」
「あ、ありがと…///そ、そうだ!二人で出かけよう!蒸し暑い室内より風のある外の方がいいぜっ!」
「すみません村長…私は仕事で外には出られないんです…」
「……あ…」
二人の間に沈黙が続く…。
やがてザンは村長の椅子に座る。
「あ!村長、何かお仕事ですか?」
「……工業事業でベンチを作る…だから…二人で外に行こう!」
「………!」
ザンとしずえは外へと出た。

「うっひぃぃ!涼すぃ〜〜!!」
「何語ですか村長……」
二人はベンチを作る場所を探す。
ザンが海辺へ行こうとすると、
「何やってるんですか村長!」
しずえに怒られた…。しずえは可愛いのだが仕事に関してはちょっと堅いところがある。
「じゃあ…」
ザンはいきなり走り出した!
「っ!?村長待ってくださいよ〜!!」
ザンとしずえは走った。村の隅の喫茶店を一周し、吊り橋を渡り、入り組んだ住宅街を回り、広場でUターンして、崖に着いた。
崖からは海が見える。
二人は汗だくだった。
「この海を…しずえに見せたかったんだ…」
ザンは静かにそう言う。
「村長……」
しずえも静かに反応したが、やがて大声で
「最初っから崖に向かってくださいよっ!!喫茶店とか住宅街とか広場とか行く意味ないじゃないですかバカァ!!」

暑いハデス村にしずえの声が大きく響いた。

つづく(?)